内閣府主催「30年度大規模地震時医療活動訓練」に参加

本協会は、南海トラフ地震により徳島県、香川県、愛媛県、高知県、大分県、宮崎県に甚大な被災発生を想定した内閣府主催の「30年度大規模地震時医療活動訓練」が8月4日に実施され、東京・神奈川・千葉・埼玉・栃木・大阪・名古屋・徳島・山口・福岡・佐賀・宮崎、の各支局が参加しました。この度の訓練では、九州保険福祉大学SCU(臨時医療施設)・宮崎大学病院・宮崎県立日南病院・宮崎病院・野崎病院・都城新生病院・高知赤十字病院・徳島県立中央病院が参集場所としてDMAT(災害派遣医療チーム)より指示され、当協会の窓口となった民間救急オーシャン(宮崎支部長)らが調整連絡を担当し訓練は無事終了しました。本協会は定款に記す社会貢献を基に平成26年から全国で行われる訓練に参加してきました。東日本震災や熊本震災時には災害支援を実施し、多くの患者様を搬送しました。巨大地震・大噴火・大洪水等々の自然災害はいつ起きてもおかしくない昨今だからこそ民間の団体として出来ることはやって行きたい。今年2月に神奈川県との災害時医療救護活動協定締結に関してもその一環となっています。

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この度実施された訓練で是非紹介しておきたい搬送事例がありましたので、ここに記します。それは、新生児のクベース搬送です。緊急時を想定しているため、エレベーターは使えず細心の注意をもって階段を降ろし宮崎支局の高度医療搬送車を使用し転送医療機関に向かった。

協会総務担当部局長 星崎清美

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参加事業所

飯倉タクシー(福岡)・佐賀タクシー(佐賀)・山口民間救急(山口)・民間救急パートナー(宮崎)・民間救急STS(宮崎)・トゥルースロード(宮崎)・民間救急オーシャン(宮崎)・はやぶさ(徳島)・関西メディカル民間救急(大阪)・尾張介護タクシー24(愛知)・神奈川民間救急サービス(神奈川)・西関東民間救急センター(神奈川)・PAL民間救急(東京)・かとり民間救急(千葉)・民間救急あすか(埼玉)・関東民間救急センター(栃木)・株式会社MAKI(神奈川)

平成30年度 大規模地震時医療活動訓練について(内閣府 防災情報のページ)