全民救の理念

理念

  1. 医療・消防・警察等諸機関及び、鉄道・船舶・航空等業界との連携を保ち、日本の「民間救急サービス」のあり方を真に追求し患者搬送業界に範を示すとともに、そのエキスパートを目指します。
  2. 多様化する移送ニーズに的確に応じ、安全・安心・快適・清潔な移動空間を提供し、お客様の更なる利便を図ることをもって社会に貢献します。

協会概要

本協会は民間の患者等搬送事業者団体であった「全国民間救急サービス事業者連合会」を前身に、平成24年4月
「一般社団法人 全民救 患者搬送協会」として発足した団体です。
主として「消防救急対応外の医療処置継続管理や観察」を必要とする傷病者の搬送に際し、それらを行うに足りる相応の資器材を搭載した医療特化型患者輸送車に、必要に応じ看護師や救急救命士が乗務し、病院間等の移動手段を提供しているのが医療搬送体制等確保事業(医療搬送サービス)です。
この事業は、運輸局の患者等輸送事業免許により、昭和後期から「民間救急サービス」の俗称を用い、消防救急対応外の多様な移送ニーズに応じ、救命を主眼とする消防救急活動の補完的役割をも担い、社会の利益に資する業界として関係諸機関及び利用者から高い評価を受けてまいりました。

救急車の適正利用につきましては、消防救急対応外傷病者の受け皿となる搬送環境が必要であり、それを担っているのが民間の患者搬送サービスです。

救命を主眼とし、傷病者の観察と応急処置を行い、速やかに適切な医療機関に搬送するのが消防救急の原則です。
本協会では、緊急を必要としない傷病者の搬送を業として提供することをもって、消防救急本来の活動を支えています。